2014年08月05日 12時00分 UPDATE
特集/連載

インターネットが溶けてなくなるわけではないバグは公表されない方がいい? 「Heartbleed」過熱報道の教訓

Heartbleedは確かに深刻な問題だ。だが極めて深刻な問題ではなく、報道が過熱している面もある――。米ミシガン大学の元セキュリティ責任者は、こう指摘する。

[Brandan Blevins,TechTarget]
tt_tt_Heartbleed_01.jpg

 「Heartbleed」は、オープンソースの暗号化ライブラリ「OpenSSL」に存在していた脆弱性だ。2014年4月に世界中の組織が慌ててパッチを適用する事態を招いた。この欠陥が原因で、企業が所持する機密性の非常に高いデータが漏えいする恐れがあると、セキュリティ専門家は警告している。このようなデータには、公開鍵証明書の標準規格であるX.509証明書に使用されているキー、ユーザー資格情報、オンライン通信などが含まれる。

 Heartbleedの問題は、多くの組織に究極の「インシデントレスポンステスト」を課す結果となった。米University of Michigan(ミシガン大学)にとっても例外ではない。同大学は、この問題に迅速かつ効率的に対処した。だがその過程で、所有者が不明瞭なシステムを保護したり、バグの深刻度合いを特定したりする方法を考えるという、新たな問題に直面した。

Heartbleedはどのくらい深刻な問題だったのか

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

この記事を読んだ人にお薦めのホワイトペーパー

Loading

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news077.jpg

電通が学生と企業の共創プロジェクト「βutterfly」を開発、企業向けにスポンサードプランを提供
電通は、顧客企業と学生の協働型プロジェクト「βutterfly」を開始すると発表した。β版...

news040.jpg

「インバウンド」で注目される浅草、訪日外国人観光客で賑わう理由とは?
口コミ時代のWebとソーシャルメディアは最大の武器。最小限の手間で最大の効果を発揮する...

news103.png

オムニバス、「セゾンDMP」を活用したターゲティング広告を提供
クレディセゾンの100%子会社オムニバスは、クレディセゾンが保有するクレジットカードの...