その匿名性から闇取引などの犯罪に利用されることもある「Tor」。実はそのユーザーの身元が特定できる可能性があることが明らかになったという。どういうことなのか。
通信の匿名性を高めるソフトウェアの「Tor」。犯罪用のソフトウェアではないが、違法薬物の取引などの不正行為に手を染める犯罪者が、身元の特定を防ぐためにTorを利用することは珍しくない。だがセキュリティの専門家によると、Torユーザーの身元は高い信頼性で明らかにできる可能性があるという。
セキュリティ専門家によると、米連邦捜査局(FBI)は「極めて高い信頼性で、Torユーザーの身元を明らかにできることを何度も証明している」という。実際に2015年には、FBIがTorユーザー1000人以上の身元を突き止めたことが明らかになった。Torの一般に知られていなかった脆弱(ぜいじゃく)性を利用したものとみられている。
TechTargetジャパンの人気記事を再構成した本資料では、Torを組み込んだWebブラウザ「Tor Browser」を含め、Torの匿名性を脅かす出来事を振り返る。
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