米国で2016年6月上旬に開催された「Information Security Summit 2016」に参加した情報セキュリティ担当者の間では、社員教育、ランサムウェア、サイバーセキュリティ保険が注目を集めた主な話題だった。
データは金の鉱脈だ。米国で2016年6月上旬に開催された年次カンファレンス「Information Security Summit 2016」では、データを身代金要求型マルウェア「ランサムウェア」の攻撃から守る手段が大きな注目を集めていた。
ハッカーの攻撃手法と企業の防御戦略の水準は高まっている。それを受けて、同カンファレンス参加者は、毎日のように発生する膨大なサイバー攻撃に対して、自社のデータ保護や社員の教育を重要視している。特に、多くの大企業が享受している潤沢なIT予算と人員を都合できない中小企業では、問題がまん延している。
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従来のSOCは、AIや機械学習を用いた高度な攻撃に対処できなくなりつつあり、可視性とコンテキストの欠如や検証の複雑化など、さまざまな課題が山積している。この状況を改善するには、人手に頼ったSOCモデルから脱却する必要がある。
比較的新しい製品分野である「SD-WAN」にも、早くも変化が起こり始めている。SD-WANは今後、どう進化するのか。「SASE」といった関連技術との関係性を踏まえながら、“次世代SD-WAN”の方向性を探る。
ランサムウェア以外にもさまざまなサイバー攻撃が企業を襲い続けているが、重大なセキュリティインシデントへの対策を適切に行えている企業は今も少ない。その理由や、状況を改善するための4つのステップを詳しく解説する。
サイバー攻撃による被害は、金銭的な損失だけでなく、信用の失墜や業務継続への支障といった経営上のリスクに直結する。このようなリスクへの備えとして有効なのが、「脆弱性診断」だ。脆弱性診断の目的や実践方法について解説する。
昨今、組織のネットワーク外に分散したエンドポイントが、攻撃者にとって格好の標的になっている。このような中でエンドポイント保護の新たな形として期待を寄せられているのがEDRだ。しかし、運用が難しいなどの課題も多い。
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