2017年09月14日 05時00分 UPDATE
特集/連載

「フォーミュラE」がメジャーになる日も近い?AI制御の「自動運転レーシングカー」がサーキットを駆け抜ける日

自動運転車がカーレースの世界にも進出しつつある。AI搭載の「ロボカー」が、時には過酷にもなり得る環境での高速運転に耐え、緻密な状況判断でレースを制する日は来るのだろうか。

[Scott Amyx,TechTarget]

関連キーワード

ディープラーニング | 機械学習


画像 自動運転レーシングカーによる「フォーミュラE」が一般に普及する日も近いか

 「アドレナリンが湧き立つような興奮」と言えば、F1レース観戦に勝るものはないだろう。卓越したスピードや高度な運転技術、集約されたテクノロジーの粋が、華やかなF1を支えている。AIが自動運転を可能にしつつある未来には、サーキットにさらなる興奮とスリルが加わるだろう。

 自動運転車が“未来の乗用車”として活躍を期待される状況では、“自動運転レーシングカー”のアイデア出現も自明の理だ。無人EVレーシングカーによる世界初のチャンピオンシップとなる予定の「ロボレース(Roborace)」をご存じだろうか。同レースには、各チーム2台の構成で、10チームによる計20台のレーシングカーがエントリーする。ステアリングを握るのは、スーパースターのF1ドライバーではない。高度な能力を有するAIソフトウェアが、このレースのあらゆる局面をスマートに制御するのだ。

「ロボカー」の性能とは

 ダニエル・サイモン氏がデザインを手掛けたティアドロップ型のレーシング・ロボカー(以下、ロボカー)は、空気力学的に即した未来的な形を身にまとい、まるでSF映画からそのまま飛び出してきたようなマシンに見える。実際、同氏は「オブリビオン」や「トロン:レガシー」などのハリウッドSF映画制作にも関わっている。ロボカー製作に投資するKinetikは、4種類のプロトタイプを発表する予定だ。同社によるプロトタイプは、軽量カーボンファイバー製ボディー、ミシュラン製タイヤ、そしてNVIDIA製自動運転車用スーパーコンピュータを搭載するという。

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news082.jpg

「TikTok」にも対応、TWIN PLANETと電通デジタルが「MOVIE GENIC 2.0」を提供開始
TWIN PLANETと電通デジタルは、インフルエンサーの動画広告を制作・配信するソリューショ...

news061.jpg

Amazon独走にWalmartが待ったをかける、海外小売業の最新動向
今、世界の小売業のデジタルシフトはどこまで進んでいるのか。業界事情に詳しいエキスパ...

news024.jpg

目標管理はExcelか紙が7割、アナログ過ぎる日本の職場の現実――HRBrain調べ
HRBrainは「目標管理の実態と従業員の本音に関する意識調査」を実施しました。