「クラウド運用管理」丸分かり 比較、事例、解説記事を紹介

ユーザー企業のIT担当者を対象に、IT製品/サービスの導入・購買に役立つ情報を提供する無料の会員制メディア「TechTargetジャパン」。このコンテンツでは、クラウド運用管理に関する事例、比較、解説の記事を紹介します。製品/サービス選定の参考にご覧ください(リンク先のページはPR記事を含みます)。

クラウド運用管理とは 何ができるのか

 「クラウド運用管理」ソフトウェアは、クラウドシステムを監視したり、制御したりするためのソフトウェア群を指す。一般的には複数のクラウドシステムの一元管理を目的としており、クラウドサービスとオンプレミスシステムを組み合わせた「ハイブリッドクラウド」や、複数のクラウドサービスを組み合わせた「マルチクラウド」を管理対象にしている。各種クラウドシステムを個別に管理するためのツールとして使用することも可能だ。(続きはページの末尾にあります)

クラウド運用管理関連の比較

「VMware vSphere 8」難民に迫る“最後通告” 移行地獄と料金増の代償

「VMware vSphere 8」のサポート終了を2027年10月に控え、企業は移行や代替案の検討といった対処に追われている。単なる料金増にとどまらない「システム大規模刷新のわな」から、自社の予算とインフラを守る方法は。

(2026/2/20)

「マルチクラウド管理ツール」とは? 主要な5大機能と選定ポイントを解説

マルチクラウドの構成になると運用管理の複雑性が増してしまう。そこで重要になるのが「マルチクラウド管理ツール」だ。どのような機能を持つのか。どのような点を考慮して導入すればいいのだろうか。

(2020/4/20)

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クラウド運用管理関連の事例

終わらない“個別開発”からの脱出 KDDIはなぜ移行先に「OCI」を選んだのか

「自社専用」で開発したシステムは、新サービス投入の足かせになり、運用費を食いつぶす。KDDIはいかにして“手作り”の課金システムから脱却したのか。巨大事業を支えるインフラ選定の裏側に迫る。

(2026/3/6)

160兆円を動かす“国家の基幹系”が「RISE with SAP」に 決断の裏側

SAP ECC 6.0の保守終了が迫る中、クラウドへの移行か第三者保守での延命かという選択肢の間で組織は揺れている。年間約160兆円を扱う公共システムを「SAP S/4HANA」に移行する決断を下した省庁の事例を紹介する。

(2026/2/18)

マネックス証券が「止められない」基幹DBをクラウド化 40%費用削減の勝算とは

システム停止が許されない条件の下、金融機関はオンプレミスシステムでの過剰な計算資源確保を余儀なくされてきた。この常識に対し、マネックス証券は基幹DBをクラウド移行し、可用性と費用削減の両立を図っている。

(2026/2/2)

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クラウド運用管理関連の製品解説

“クラウド印刷”の実力は? Microsoft「ユニバーサルプリント」の長所と短所

印刷インフラをクラウド化できるMicrosoftの「ユニバーサルプリント」は、現代の企業が抱えるようになった課題を解消し得る一方、懸念点も抱えている。メリットとデメリットの両方を紹介しよう。

(2024/11/9)

印刷サーバをなくす「ユニバーサルプリント」は「普通の印刷」と何が違う?

クラウドサービスの拡大や業務デバイスの多様化を受けて、企業は従来のオンプレミス印刷インフラからの脱却を迫られている。そうした企業のためにMicrosoftが提供する「ユニバーサルプリント」とは。

(2024/11/2)

P R増え過ぎたSaaSは格好の餌食に セキュリティリスクを回避する「管理術」とは

テレワークを機に普及したSaaS。用途や目的によって細分化が進み、企業では無数のSaaSが稼働する。だが、シャドーITやアカウント管理などさまざまな問題が顕在化している。SaaSを適切に管理しつつ、問題を解決するにはどうすればいいのか。

(2024/9/4)

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クラウド運用管理関連の技術解説

「データ爆発」に挑むJAXA 容量2倍、30%圧縮のストレージ刷新術

「データは増え続けるが予算と設置場所には限りがある」問題は、IT部門の悩みの種だ。この“あるある”な課題に対し、性能を維持しつつ容量を倍増させ、データ量を3割削減したJAXAのストレージ刷新事例を紹介する。

(2026/2/19)

そのクラウド移行は正解か? ストレージ効率を“劇的”に変える「階層化戦略」

ストレージにかかる費用を削減しつつ性能も維持するのは至難の業だ。安易なクラウド移行は予期しない費用増加を招く恐れがあり、オンプレミス回帰も進んでいる。システムが複雑化する中、データをどこに置くべきか。

(2025/11/21)

米関税が招く「プロジェクト中止」の悪夢 ハードウェア開発を直撃する影響は?

米国の関税政策が、ハードウェア業界のサプライチェーンを混乱させ、エンジニアの製品開発に深刻な影響を及ぼしている。単なる費用増加では済まされない、製品開発現場で起きている深刻な事態が調査から見えてきた。

(2025/11/14)

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クラウド運用管理関連の運用&Tips

AWS料金の“無駄払い”に気付かない情シスの盲点 割引制度に潜む落とし穴

「AWSのコストを最適化している」つもりでも、実は無駄な支払いが発生している可能性がある。調査データから、企業規模別の「料金削減の限界」と、経営層を納得させる客観的な指標を解説する。

(2026/3/12)

クラウドファーストの“わな” 企業がオンプレミス回帰を選ぶ8つの理由

「取りあえずクラウド」のつけが回ってきた。膨れ上がる利用料とベンダーロックインのリスクが、企業のIT予算を圧迫している。AI関連の予算を確保し、企業がインフラの主導権を取り戻すための「脱クラウド戦略」を提示する。

(2026/2/26)

エンジニアにクラウド費用を“わが事化”してもらう「ゲーミフィケーション」

財務部門とエンジニアの間には、予算を巡る深い溝がある。この対立構造を打破し、エンジニアが費用削減を自分の仕事と捉えて「楽しい挑戦」に変える「ゲーミフィケーション」とはどのようなものか。

(2025/12/3)

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クラウド運用管理関連の用語解説

「週3出社」でも多過ぎる? エンジニアが突き付ける“許容限界”のリアル

「オフィス回帰」の号令はエンジニアの退職を招く恐れがある。調査で判明した「週3回」という分岐点。開発現場の離職を防ぎ、生産性を最大化するための“納得感のある”出社ルールとは。

(2026/1/16)

bit.ioが750万ドルを調達して「Serverless Postgres」を一般提供

DBaaSのスタートアップであるbit.ioがシードラウンドで750万ドルを調達。ワンクリックでデータベース構築を開始できるServerless Postgresにbit.ioが加えた強みとは。

(2023/1/12)

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主要なクラウド運用管理ソフトウェアは

 クラウド運用管理ソフトウェアが搭載する機能は、製品によって異なる。広範な機能を提供するベンダーもあれば、特定用途や特定業界を対象にした機能を提供するベンダーもある。クラウド運用管理ソフトウェアはオンプレミスのソフトウェアやSaaS(Software as a Service)として提供される。

クラウド管理プラットフォームの機能

 一般的なクラウド運用管理ソフトウェアの主要機能として、クラウドユーザー支援団体のCloud Standards Customer Council(CSCC)は以下の機能を挙げる。

  • 管理ポータル
    • セルフサービス型の管理を可能にするための機能カタログや管理コンソール、ユーザー企業がクラウドシステムの利用に関する洞察を得るためのレポート機能を指す。
  • サービス管理
    • IT部門がクラウドシステムを監視して、アプリケーションの可用性や処理速度などのパフォーマンスに関する要件が満たされるようする機能。インフラのリソース利用量を監視するキャパシティー監視機能がこれに該当する。
  • リソース管理
    • リソースの検出や管理の自動化などの機能を指す。リソースにはCPUやストレージ、ネットワークなどが含まれる。クラウド運用管理ソフトウェアによっては、複数のクラウドシステム間で利用リソースを融通する機能を用意している。
  • 財務管理
    • 特定のエンドユーザーまたは事業部門によるクラウドシステムへの支出を自動的に追跡し、予算を管理する機能を指す。具体的には、請求料金に基づく収支レポートの生成機能や将来のシステムコストの予測機能などが挙げられる
  • ガバナンスとセキュリティ
    • 管理者がセキュリティポリシーに基づいてリソースを制御できるようにするための機能。データ暗号化機能やID・アクセス管理機能がその一例だ。

 クラウド運用管理ソフトウェアは特定のクラウドベンダーが、自社のクラウドサービスのために提供するタイプと、サードパーティーベンダーが提供するタイプに大別できる。サードパーティーが提供するクラウド運用管理ソフトウェアは、一般的にマルチクラウドで利用できる。

 代表的なクラウド運用管理ソフトウェアには、

  • VMwareの「vRealize Suite」
  • IBMの「IBM Cloud Orchestrator」「Turbonomic Application Resource Management for IBM Cloud Paks」
  • Cisco Systemsの「Cisco CloudCenter」
  • Red Hatの「Red Hat CloudForms」
  • Hewlett Packard Enterprise(HPE)の「HPE OneSphere」
  • NetAppの「CloudCheckr CMx」

などがある。