プログラミング言語および開発・実行環境の「Java」は、GoogleのスマートフォンOS「Android」やエッジ(データの発生源)デバイス、IoT(モノのインターネット)用のアプリケーション開発などに広く利用されている。(続きはページの末尾にあります)
動作するソースコードを記述できても、それが“優れたソースコード”とは限らない。「三目並べゲーム」のソースコードを例に、プログラムの品質を高める観点を解説する。
Javaアプリケーションを利用する企業にとって、「Oracle JDK」のライセンス体系の変更は悩ましい問題だ。他の「OpenJDK」ディストリビューションに移行するための方法とは。
Oracleの「Java SE」のライセンス体系が変わり、他の「OpenJDK」ディストリビューションに移行する選択肢が生じた。どのようにしてJDKを切り替えればよいのか。
「Java」エンジニアが採用面接で目にする可能性のある、一見簡単な質問には、わなが潜んでいることがある。“ある難問”の理解を通じて、単なる知識だけにとどまらない、エンジニアに求められる真の能力を探る。
「Java」を学び始めたい人は、何から手を付けるべきなのか。プログラミングの基礎やJavaのルールを、オンライン開発環境と「数当てプログラム」の開発を通じて学んでみよう。
「Java」を学び始めた人にお勧めしたいのが「数当てゲーム」の開発だ。本稿で紹介するステップを踏めば、変数、条件分岐、ループなどの基本文法を学びつつ、プログラミングの考え方も身に付けられるはずだ。
オンライン開発環境を使って、「Java」プログラミングの第一歩を踏み出してみよう。定番の「Hello World」プログラムを、「OneCompiler」で実行する方法を紹介する。
「Java」や「Eclipse IDE」に関する“引っ掛け問題”は、Javaに関する知識を問うだけではない、さまざまな役割を備える。エンジニアがそこから学べることとは。
「Java」エンジニアが求人面接でJavaや「Eclipse IDE」に関する質問をされたとき、それまでの経験や知識だけで乗り切ることが正しい選択ではない場合がある。ある“奥深い問題”を例に考えてみよう。
「Java」は広く支持され続けてきた一方で、さまざまな誤解を生んできたプログラミング言語だ。事実ではないにもかかわらず信じられてきた11個の誤解と、その裏にある真実を解き明かす。
Javaはプログラミング言語「C++」に似た使用感の、オブジェクト指向のプログラミング言語だ。Javaを使えば、1台のPCで実行するアプリケーションだけではなく、ネットワーク内の複数のサーバとクライアントデバイスでデータを分散処理するアプリケーションも開発できる。Webページの構成要素となる小さなアプリケーション「アプレット」の開発にも使用可能だ。
主にJavaには、以下の5つの特徴がある。
Javaは実行環境として「Java仮想マシン」(JVM)を利用する。JVMは、Javaソースコードを「バイトコード」という中間プログラムに変換する。バイトコードは、JVMをインストールしたインフラであれば、サーバとクライアントデバイスを問わず実行可能だ。JVMは、バイトコードをインストール先のOSで実行可能なプログラムに変換する。
プログラミング言語「COBOL」やC++はJavaとは違い、ソースコードをOS固有のバイナリファイルに変換する。そのためMicrosoftのクライアントOS「Windows」を搭載するPC向けに開発したプログラムは、Appleのクライアントデバイス「Mac」や、オープンソースOS「Linux」搭載のサーバ、IBM製メインフレームでは基本的に実行できない。
オブジェクト指向プログラミングとは、プログラムを「オブジェクト」という小さな単位に分割し、オブジェクト同士の関係を定義しながら開発を進める手法だ。Javaはオブジェクト指向プログラミングのためのプログラミング言語として構築されている。
同じオブジェクト指向プログラミング言語であるC++とは違い、Javaでは、メモリのアドレスを直接指定する「ポインタ」によるデータの操作はできない。ポインタによるデータ操作は、しばしばプログラムがクラッシュする原因になる。
Javaのバイトコードは、人は容易に判読できない。Javaにはプログラムをサンドボックス(隔離環境)内で実行する仕組みがあり、プログラムの意図しない変更を防ぐ。こうした工夫により、Javaはプログラムの安全性を確保している。
C++に似た構文を持つJavaは、特にプログラミング言語「C」の知識がある開発者にとって、比較的習得が容易だ。
Javaと名前がよく似たプログラミング言語に、スクリプト言語の「JavaScript」がある。JavaとJavaScriptに関連性があるというのはよくある誤解だ。JavaとJavaScriptの構文は似ているものの、適した用途や動作環境が異なる。