「Javaの学習」を始める“お薦めの方法”はこれだ初めてのJavaプログラムを作ってみよう【前編】

オンライン開発環境を使って、「Java」プログラミングの第一歩を踏み出してみよう。定番の「Hello World」プログラムを、「OneCompiler」で実行する方法を紹介する。

2024年07月17日 05時00分 公開
[Darcy DeCluteTechTarget]

関連キーワード

Java | プログラマー | プログラミング


 プログラミング言語・開発環境「Java」でのプログラミングを学ぶ手っ取り早い方法は、「OneCompiler」「Replit」といったオンライン開発環境を使ってJavaプログラムを簡単に作ってみることだ。

 以下では、こうしたオンライン開発環境を使った“初めてのJavaプログラミング”をお薦めできる理由と、実際のやり方をソースコード例と共に紹介する。なお記事中の情報は、2024年7月時点のものに基づく。

お薦め「Java入門」 初めてのプログラムを実行してみる

 OneCompilerやReplitといったオンライン開発環境を使ってJavaプログラムを作ってみる方法は、以下の理由からお勧めできる。

  • Javaプログラムを開発するために必要なソフトウェアツールの集合である「JDK」(Java開発キット)を、自分のPCにインストールしなくてもいい
  • 効率的なプログラミングを可能にするツール「IDE」(統合開発環境)を自分のPCにインストールする必要がない
  • ソースコードをコンパイル(コンピュータが実行可能な形式に変換)する必要がない

 OneCompilerにアクセスし、検索フィールドに「jshell」と入力すると、途中で選択候補に「JShell」が表示される。JShellは、対話的なプログラム開発・実行環境(REPL:Read-Eval-Print Loop)を実現する機能を指す。これを選択すると、JShellオンラインコンパイラの画面に遷移する。OneCompilerのJShellには、「Hello World!」という文字列を標準出力に表示する初歩的なプログラムのソースコードがあらかじめ入力されている。

 右上の大きな赤い「Run」ボタンをクリックし、このJavaプログラムを実行してみよう。「Hello World!」という文字が「Output:」(出力)セクションに表示される(図)。

図 図 OneCompilerのJShellで「Hello World!」を出力するJavaプログラムを実行した結果

 このプログラムを改造して、インタラクティブな「数当てゲーム」のプログラムにしてみよう。次回はそのためのステップを解説する。

TechTarget発 エンジニア虎の巻

米国TechTargetの豊富な記事の中から、開発のノウハウや技術知識など、ITエンジニアの問題解決に役立つ情報を厳選してお届けします。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ITmedia マーケティング新着記事

news103.jpg

なぜ料理の失敗写真がパッケージに? クノールが展開する「ジレニアル世代」向けキャンペーンの真意
調味料ブランドのKnorr(クノール)は季節限定のホリデーマーケティングキャンペーン「#E...

news160.jpg

業界トップランナーが語る「イベントDX」 リアルもオンラインも、もっと変われる
コロナ禍を経て、イベントの在り方は大きく変わった。データを駆使してイベントの体験価...

news210.png

SEOを強化するサイトの9割超が表示速度を重視 で、対策にいくら投資している?
Reproが「Webサイトの表示速度改善についての実態調査 2024」レポートを公開。表示速度改...