「製造業eSOAソリューションセンタ」を発足させ、製造業向けソリューションを2008年4月より提供を開始。また現場情報と経営情報をRFIDシステムで管理するソリューションの開発を推進する
NECとSAPジャパンは11月20日、製造業向けソリューション領域における協業強化を発表した。両社はこれまで、製造業の製品ライフサイクル管理(PLM)システムおよび製造実行システム(MES)領域において「SAP NetWeaver」を活用した連携ソリューションを開発し、共同で販売・マーケティング活動を行ってきた。今回の協業はこれらの活動を強化するものであり、エンタープライズSOA技術を活用して製造業界の多様なニーズに対応する幅広いソリューションを提供していくとしている。
具体的には、統合基盤ソフトウェアであるSAP NetWeaverと各種ソフトウェアを組み合わせて稼働させるための開発・検証や、「SAP ERP」とほかのシステム間の連携実証などを行う「製造業eSOAソリューションセンタ」を20人体制で発足(2008年度までに100人体制に拡大予定)する。
また、SAP NetWeaverを基盤に、SAP ERPと連携する製造業向けソフトウェアを拡充し、製造業向けソリューションを2008年4月より提供開始予定。拡充されるソフトウェアは、プロセス製造業の生産管理領域で実績のあるERPパッケージ「FlexProcess」、産業機械製造業の生産管理領域とアフターサービス領域で実績のあるコンポーネント型ERPパッケージ「IFS Applications」、生産計画立案支援システム「Witleaf」の3種。さらに、RFIDシステムの現場情報とSAP ERPの経営情報を相互活用するソリューションの開発を両社共同で推進するとしている。
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