エンタープライズサーバ「AP8800」では、全52モデルで約180倍の性能幅をカバーするモデルラインアップを提供。「VOS3」基本機能を提供するソフトウェアと付加価値機能を提供するソフトウェアをセット化して提供する。
日立製作所は2月20日、メインフレームの後継機としてエンタープライズサーバ「AP8800」とOS「VOS3/US」を発表した。2月22日より販売を開始する。
AP8800は、レギュラータイプからハイエンドタイプの全52モデルで約180倍の性能幅をカバーするモデルラインアップを提供。また、従来のエントリーモデルのみが装備していた、仮想テープ機能やバックアップ機能などの特定処理を実行する「アクセラレートプロセッサ」を、7プロセッサ搭載ハイエンドモデルにまで実装した。
また、業務の追加や予想以上の処理量増加などの緊急時にプロセッサ性能のアップグレードを可能にする「キャパシティオンデマンド機能」を搭載しており、ユーザーがGUI画面からプロセッサ性能のアップグレードを行うことができる。
VOS3/USは、OS基本制御、日本語処理、ストレージ管理などVOS3の基本機能を提供するソフトウェア製品と内部統制支援やジョブ連携といった運用管理機能を提供するソフトウェア製品をセット化し、「VOS3/US標準パッケージ」として提供する。また、オンライン業務の認証機能を拡充するとともに、監査証跡管理を行う「JP1/NETM/Audit」によるアクセスログなどの監査証跡情報の一元管理を実現。日本語文字コードの新規格JIS2004に対応し、オープンシステムと連携したシステム環境構築を支援する。
価格はAP8800が月額542万3250円(税込み)から、VOS3/US標準パッケージが月額300万9300円(税込み)から。7月初旬より出荷を開始する予定。
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