2008年02月21日 04時21分 公開
特集/連載

Microsoft、新CIOに社内刷新を期待ITベンダーのCIOに求められる役割とは

Microsoftの新CIOに起用されたトニー・スコット氏は、元Walt DisneyのCIO。同氏には、一般のCIO以上の責任と手腕が求められている。

[Linda Tucci,TechTarget]

 米Microsoftは2008年1月、新CIOにトニー・スコット氏(56)を起用すると発表した。同社の世界販売、マーケティング、サービス事業、エンタープライズシステム、ビジネスアプリケーションを統括することになる。

 Microsoftによると、Walt DisneyのCIOだったスコット氏は、会社の方針に違反したとして20007年11月に解雇されたスチュアート・L・スコット氏(親せき関係はない)の後任となる(具体的に何の方針に違反したかをMicrosoftは明らかにしていない。スチュアート・スコット氏はすぐに住宅ローン会社の米Taylor, Bean & Whitaker Mortgageで職を見つけた)。

 しかしMicrosoftの新CIOは、普通以上の意味でMicrosoftのポリシーに目を配らなければならないだろうと、IT業界に詳しい関係者は言う。CIOには頭の痛くなるような責任は付き物だが、大手IT企業のCIOにはちょっとした演技力と相当のマーケティング手腕も求められる。

 「大手コンピュータシステムベンダーのCIOは、ただでさえ困難なCIOの仕事の中でも特に困難だ。ほかのCIOがやるべき仕事に加え、自社製品を披露するという意味を持たせながら仕事をする必要がある。自分が本当にその製品を使いたいと思っているかどうかは関係ない」。調査会社米Illuminataの主席ITアドバイザー、ゴードン・ハフ氏はこう指摘する。

 同氏によれば、その好例はHewlett-Packard(HP)とIBMのIT業務だ。両社とも近年、顧客に売り込むベストプラクティスを示すものとして、社内プラクティスにスポットを当てる取り組みを進めてきた。

 「どこのメーカーでも、CIOは自社の業務に目を向けて、それがMicrosoftだろうがIBMだろうがHPだろうが『なるほど、わが社の製品でこんなことができるのか。これは本当に素晴らしい』と言わなければならない」とハフ氏。

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CIO | Microsoft(マイクロソフト)


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