OBC、統合基幹業務システム「奉行 V ERP」の内部統制機能を強化NEWS

内部統制構築を課題とする成長企業・中小企業に向け、ログや認証など内部統制の整備運用に求められる「システム管理基準 追補版」に対応した機能強化を実施した。

2008年02月21日 18時46分 公開
[TechTarget]

 オービックビジネスコンサルタント(OBC)は2月21日、統合基幹業務システム「奉行 V ERP」のリニューアルを発表した。2月26日より全国のパートナーを通じて販売を開始する予定だ。

 リニューアル版は主にログや認証などの内部統制機能を強化している。ネットワーク製品からスタンドアロン製品までの各ラインアップに、OBCが開発した「運用管理ツール for 奉行 V ERP」を同梱。運用管理ツール for 奉行 V ERPは、セキュリティポリシーの設定やログ管理、利用者登録・権限管理など、システム運用管理やアカウント管理を支援する機能を標準搭載している。

 また締処理後の仕訳の修正・削除を一切できなくする締処理機能を搭載。マスターの変更履歴も締処理ごとに管理できる。これらにより不正や改ざんを防止し、会計データの信頼性を確保する。

 なお、奉行 V ERPの発売に合わせて内部統制文書作成ツール「奉行DOCUMENT Pack」のサンプル文書もリニューアルする。43プロセス、約900コントロールを記載した文書サンプルは、同社Webサイトでダウンロードできる。

 価格は「勘定奉行 V ERP」が71万4000円(税込み)、「給与奉行 V ERP」が71万4000円、「人事奉行 V ERP」が102万9000円(税込み)、「法定調書奉行 V ERP」が36万7500円(税込み)。

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