自動解析機能により情報漏えいリスクを回避しながら、本番データを使用したテスト・検証と同等の成果を得ることができ、リポート機能では置換処理の内容を文書化して内部監査などに使用可能。
システムエグゼは2月29日、データベース開発における疑似データ作成および報告書発行ツール「DB Secure Utility」を発表、同日よりOracle DB対応版の発売を開始した。
本製品は、データベース開発において、機密情報を含む本番データを使用するのと同等の精度の高いテスト/検証を可能にするユーティリティソフトウェア。「疑似データ変換機能」と「自動解析機能」により、個人情報が含まれる本番データからテスト/検証用の疑似データを安全に自動作成できる。
疑似データ変換機能は、従来の単純なマスキング変換とは異なり、自動解析機能により元データの文字列の意味を解釈し、個人情報と判断されるテーブルの氏名、住所、電話番号などの情報を類似した内容の文字列に置換する。また、「レポート発行機能」により置換処理の内容を文書化でき、内部監査などに使用可能だ。
販売価格はサーバライセンス480万円(税抜き)で、レンタル価格は年間タームライセンス200万円(税抜き)。同社は今回発表されたOracle DB対応版以外に、今後「IBM DB2 UDB」「Microsoft SQL Server」対応版も開発予定としている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
「ノーコード/ローコード開発ツール」は企業や開発者にどのようなメリットをもたらすのか。AI時代に開発はどのように変わるのか。ノーコード/ローコード開発ツールを活用する上で役立つ基本的な知識をまとめた。
Microsoft が開発したノーコード/ローコード開発用プログラミング言語「Microsoft Power Fx」とはどのようなものか。ノーコード/ローコード開発を取り巻く環境と併せて同社の担当者が解説する。
最新のローコード開発ツールは、生産性の向上や製品化の期間短縮、専門スキルへの依存度低下といったメリットがある。だが、コストやセキュリティ、製品の選定やアプリケーションについては慎重な検討が必要だ。
事業環境が急速に変化する中、業務改善のためのシステム化やデジタルテクノロジーの導入要請に俊敏に対応できずにいたトヨタファイナンス。この課題を解決し、即効性のある業務効率化を実現した同社の取り組みを紹介する。
グループ一体でDXを推進するSOMPOホールディングス。同グループ最大の事業会社である損保ジャパンでは、Notesからの脱却に加え、ローコード開発により短期間での業務ワークフロー構築を実現し、大きな成果をあげている。その実現方法とは?
なぜ、「kintone」が大企業の「Fit to Standard」に効果的なのか (2025/3/7)
ノーコードは、負の遺産であるアナログ業務をなくせるのか (2024/11/12)
手間もコストもかかるGUIのテストはどうすれば自動化できるのか (2024/6/4)
「システム内製化」が失敗しがちなのはなぜ? “従来のやり方”では駄目な理由 (2024/5/15)
金融機関のモダナイゼーション 最適解に導くには (2024/3/29)
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...