サイボウズがグループウェア「ガルーン2」の新バージョン、1万人規模の利用に対応NEWS

従来製品の3倍以上のスケーラビリティを実現した「サイボウズ ガルーン 2 バージョン 2.5.0」を販売開始。また、本製品と連携する「サイボウズ 全文検索サーバー for ガルーン」も併せて販売する。

2008年04月14日 19時17分 公開
[TechTargetジャパン]

 サイボウズは4月14日、大規模向けグループウェア「サイボウズ ガルーン 2」の新バージョン「サイボウズ ガルーン 2 バージョン 2.5.0」(以下、ガルーン 2.5)の販売を開始した。3000人規模までの運用を推奨していた従来の3倍以上となる、1万人規模でも対応可能なスケーラビリティを実現している。「管理権限委譲機能」により、各組織のユーザーに管理権限を委譲できるようになった。価格は50ユーザーで60万円(税抜き)。同日より同社Webサイト で公開、最長60日間の無償試用が可能だ。

画像 管理権限委譲機能の画面イメージ《クリックで拡大》

 併せて同社は、ガルーン 2.5と連携する「サイボウズ 全文検索サーバー for ガルーン」の販売を開始した。これは、ガルーン 2.5の「掲示板」「社内メール」「Webメール」「ファイル管理」の各アプリケーションに蓄積された情報を横断的かつアクセス権を考慮して検索することが可能になるシステム。価格は50ユーザーで19万8000円(税抜き)。

画像 サイボウズ 全文検索サーバー for ガルーンの画面イメージ《クリックで拡大》

 さらに、クライアント型アプリケーション「サイボウズ リマインダー for ガルーン」の提供も開始。これにより、Webブラウザを起動していなくてもガルーン 2.5の新着・更新情報などをポップアップで個人へ知らせることができる。同製品は仕様の策定から実装や試験に至るまで、同社のベトナム開発拠点で開発を行った。

ITmedia マーケティング新着記事

news038.jpg

生活者の生成AI利用動向 10代後半はすでに5割近くが経験――リクルート調査
テキスト型生成AIサービスの利用経験者の割合は若い年代ほど高く、特に10代後半はすでに5...

news108.jpg

今度の「TikTok禁止」はこれまでとどう違う?
米国ではまたしてもTikTok禁止措置が議論されている。これまでは結局実現に至らなかった...