ブルーチップのサービス導入企業に消費者ニーズのリアルタイム分析を提供するために、国産DWHからウイングアーク テクノロジーズの「Dr.Sum EA」へ移行した。
ウイングアーク テクノロジーズは5月22日、小売業向け販売促進システムを提供するブルーチップがBIソリューション「Dr.Sum EA」を導入したと発表した。
ブルーチップは、創業以来独自のポイントシステムを提供し、ブルーチップスタンプや電子ポイントを活用したブルーチップシステムの販売、地域密着型の小売業の経営戦略などを対象としたマーケットリサーチコンサルティングなどを行う、販売促進サービスの老舗企業。ポイントシステムの一環として2007年12月よりDr.Sum EAを導入し、約600万人のポイントシステム利用者のうち約10万人の会員を対象にシステム移行を行った。
ブルーチップのサービスを導入する企業は、ポイントシステムを顧客の特性に合わせたサービス展開を検討する材料として利用しており、ブルーチップではこれまで消費者ニーズの把握のために国産データウェアハウス(DWH)製品を利用していた。しかし、システム構築/運用に掛かる手間やコストを削減し、リアルタイムでのデータ提供でニーズを的確にとらえるため、システム刷新を検討。DWHを構築するデータ分析ツールとしてDr.Sum EAを採用した。
採用の理由として、データ処理スピード、コストパフォーマンス、ウイングアーク製品の技術力の高さを挙げている。導入により、加盟企業が消費者動向を素早く把握できるシステムを実現するとともに、ブルーチップの社内システムにおいても営業力強化に貢献するデータ活用環境を実現したとしている。
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