サイボウズとアイビィ・コミュニケーションズが業務提携。「サイボウズ Office 7」と「Microsoft Outlook」とのデータ同期が可能な「AIVY Sync for サイボウズ Office 7」を発売した。Windows Mobile端末とのデータ同期も可能だ。
サイボウズとアイビィ・コミュニケーションズは5月29日、グループウェア「サイボウズ Office 7」と「Microsoft Outlook」のデータ同期を可能にするソフトウェア「AIVY Sync for サイボウズ Office 7」の販売を開始した。
同期できるデータは「スケジュール」「アドレス帳」「ToDoリスト」の3つ。双方向の同期のほかに、サイボウズ Office 7のデータのみをOutlookに読み込んだり、その逆だけといった使い方も可能。また、双方のスケジュールデータのみ、といった項目ごとの同期設定もできる。さらに、Windows Mobileを搭載した各種スマートフォンともデータを同期でき、一度Outlookにサイボウズ Office 7のデータを読み込んでしまえばMicrosoft ActiveSyncやiTunesを利用してWindows Mobile端末やiPodにサイボウズ Office 7のデータを取り込むことができる。
サイボウズではかつて「サイボウズ Office」シリーズのオプションとしてデータ同期ソフトを自社開発していたが、サイボウズ Office 7では開発リソースをサーバソフトへ注力し、データ同期ソフトの開発は手掛けていなかった。しかし、データ同期ソフトへのユーザーニーズの高まりから自社開発以外での提供を検討し、アイビィ・コミュニケーションズと業務提携、今回の製品の開発・発売に至った。AIVY Sync for サイボウズ Office 7は発売に先立ち、2008年4月16日にβ版を公開。5月19日までに767本がダウンロードされている。
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