ディザスタリカバリプランの予算確保のための7つのステップ地震やテロだけがディザスタではない

経営幹部に対し、ディザスタリカバリとは「ディザスタ」に対処するだけでなく、ダウンタイムを引き起こす可能性があるすべての原因に対処することだと理解させる必要がある。

2009年02月13日 08時00分 公開
[Forrester Research Inc.,TechTarget]

 Forrester Researchは2008年に発表したディザスタリカバリ(DR)リポートの中で、企業のDRプランのための新規、追加、継続予算を確保するのに必要な7つのステップを示している。

1. 事業継続管理プロセスを実施する

 技術はDR対策をサポートするものであり、それ自体が戦略や計画となるわけではない。技術およびサービスへの予算を要求する前に、DR対策を一時的なイベントとしてではなく、継続的なプロセスとして管理するためのフレームワークを作成する必要がある。

2. ビジネスインパクト分析(BIA)とリスク評価を実施する

 IT部門が予算を要求する前に、IT担当者が経営幹部と会合を開き、自社にとって最も重要なプロセスを特定するとともに、ITリソースの依存関係を明らかにし、ダウンタイムのコストを算出する必要がある。その上で、リスク評価を行い、特定のリスクの確率と頻度を判定する。

3. ダウンタイムのコストを算出する

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news078.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年3月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

news051.jpg

Cookieレスの時代 「リターゲティング広告」にできることはまだあるか?
プライバシーの在り方が見直されようとしているこの変革期をデジタル広告はどう乗り越え...

news183.jpg

ドン・キホーテが「フォートナイト」に登場 狙いは?
「フォートナイト」のインタラクティブな体験を通じて、国内外の若年層や訪日観光客との...