Windows XPからWindows 7へのアップグレード方法は? そもそもアップグレードすべきなのか? 今、Windows XPユーザーにとって気になる、Windows 7へのアップグレードにまつわるさまざまな疑問に答える。
質問:Windows XPマシンを持っていますが、Windows 7への適切な移行方法が分かりません。追加費用を掛けてまずWindows Vistaに移行すべきですか。あるいは、Windows 7に直接移行できるのですか。
回答:Windows XPからWindows 7にアップグレードしたい場合、Windows Vistaをあらかじめ購入する必要はない。ただしこの場合、上書きアップグレードはできない。
あなたがWindows Vistaマシンを持っているなら、Windows 7のDVDを挿入して上書きアップグレードを行える。Windows XPマシンを持っている場合は、クリーンインストールを行わなければならず、アプリケーションの再インストールも必要になる。
Windows XPからWindows Vistaへの上書きアップグレードは可能なため、Windows Vistaの試用版をダウンロードし、それにアップグレードしてからWindows 7への上書きアップグレードを行う、という選択肢もあるかもしれない。しかし、このアプローチを取る場合、古いOSの残骸がかなり残るだろう。そうなると、システムはクリーンインストールを行った場合に匹敵する効率では動作しないだろうし、動作の信頼性もクリーンインストールのレベルには及ばないかもしれない。
質問:完ぺきに動いているシステム(Windows XP)を時代遅れということにされてしまうのは困ります。Windows XPは本当に時代遅れなのですか。
回答:Windows XPが本当に時代遅れなのかどうかは、IT分野で今最も盛んに議論されているテーマの1つだ。わたしは、Windows XPは完全に時代遅れなわけではないという意見に傾いている。新しく発売されるハードウェアのほとんどには、いまだにWindows XPドライバが同梱されているからだ。同様に、Windows Vistaにのみ対応し、Windows XP上では動かないアプリケーションはあまり見掛けない。
だがわたしの経験では、Windows XPはWindows Vistaと比べて、はるかにマルウェア感染に弱い。わたしは友人や家族、顧客から、Windows XPマシンに感染したマルウェアを駆除してほしいとしょっちゅう頼まれる。Windows Vistaが絶対に安全だというつもりはないが、Windows Vistaマシンに感染したマルウェアの駆除を誰かに頼まれたことはないように思う。
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