CTCSPは、レプリケーションソフトウェア「Double-Take」の機能をマイグレーション用途に特化したライセンスモデル「Double-Take Move」を発表。マイグレーションに付き物のシステム停止時間を極小化できるという。
シーティーシー・エスピー(CTCSP)は8月28日、データレプリケーション/フェイルオーバーソフトウェア「Double-Take」(ダブルテイク)をマイグレーション用途に特化した新ライセンスモデル「Double-Take Move」(ダブルテイク・ムーブ)を9月1日から販売開始すると発表した。
Double-Take Moveは、Double-Takeのデータレプリケーション機能を活用し、システムマイグレーションにおけるスムーズなデータ移行、システム移行を支援するソフトウェア製品。独自技術により、移行元から移行先へのデータのミラーリング中に発生したデータ更新もリアルタイムで反映させることができるため、これまでマイグレーション作業で必須だったシステム停止の時間を大幅に削減することができる。データだけの移行であれば数分程度、システム領域を含んだ移行の場合であっても15分程度のダウンタイムでマイグレーション作業を完了することができるという。
また、異なるハードウェア・OS間での移行作業を単一のツールで行えるほか、物理サーバと仮想サーバ間、あるいは仮想サーバ間でもシステム領域を含めたレプリケーションを簡単に行うことが可能。そのため、異機種混在環境におけるマイグレーション作業を大幅に効率化することができるという。
なお、同製品のライセンスは30日間の期間限定となっている。ライセンス費用はオープン価格となっているが、同社によればライセンス期間を限定することで低価格化を図っているという。
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