三井情報とNECがUC分野で協業、検証ラボや技術者育成にも注力NEWS

三井情報とNECはオフィス向けユニファイドコミュニケーション分野で協業する。NECはMKIにIPテレフォニー製品の提供・技術支援を、MKIはUCオフィスソリューションの販売/システム構築/保守サポートを行う。

2010年01月08日 09時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 三井情報(以下、MKI)とNECは1月7日、オフィス向けユニファイドコミュニケーション(UC)分野での協業を発表した。同協業に基づくソリューションは両社の販売・サポート網を利用し、2010年2月から提供開始する予定。

 同協業に伴い、NECはMKIに対し、コミュニケーションサーバ「UNIVERGE(ユニバージュ)SV8000シリーズ」やミドルウェア「UNIVERGE OW5000」など、IPテレフォニー製品の提供・技術支援を行う。またMKIは、NECが結成するサポートチーム支援の下、NEC製品のインテグレーションを核としたUCオフィスソリューションの販売/システム構築/保守サポートを行う。

 MKIが提供するオフィス向けUCソリューションは、NECのIPテレフォニー製品「UNIVERGE シリーズ」にマイクロソフトのUC基盤「Microsoft Office Communications Server」を組み合わせて動作検証したもの。電話とPC上のアプリケーションがIPネットワーク上で融合され、業務の効率化/短縮が期待できる。

 MKIは同ソリューションの拡販に向け、検証や障害の切り分けを目的とした「ラボ環境・検証環境」を設置するとともに、システム構築・保守に必要な製品の設定方法などの認定資格「VoIPコンストラクタ」を有する技術者育成に務める。さらに、保守サービスの窓口として24時間365日の受付センターを開設。障害時の一次受け付け/切り分けの実施とエスカレーション管理を行う。

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