UC戦略を策定する際のポイント現場の要望をうまく取り込むには

ユニファイドコミュニケーション戦略を策定する上での最初のステップは、現在のビジネスプロセスを十分に理解し、クライアントの意見を戦略に織り込むことだ。

2008年02月06日 04時47分 公開
[Bill Trussell,TechTarget]

 ユニファイドコミュニケーション(UC)戦略の主な目的は、コミュニケーションの手段にかかわらず、革新的なビジネスプロセスの実現を促進することだ。この前提に立てば、UC戦略を策定する上での最初のステップは、現在のビジネスプロセスを十分に理解し、クライアントの意見を戦略に織り込むことになる。

 「モバイル化している社員は何人いるのか?」「現時点でコミュニケーションの妨げとなっているのは何か?」といった質問は、あらかじめ現状を把握する上で重要なポイントだ。UC戦略の策定担当者は、クライアントが抱えている問題を把握し、UCの戦略的プランニングでクライアントの業務遂行をどう支援するかを考えるために、クライアントの会社にしばらく常駐することを検討してもいいだろう。最初にしっかり調査を行ってビジネス上のニーズを洗い出せば、時間を節約でき、後で悔やまずに済むだろう。また、ビジネス上の問題を理解すると、アプリケーションやインフラ要素の優先順位も明確になるだろう。

関連ホワイトペーパー

コミュニケーション | IP電話 | Office | SaaS


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アイティメディアからのお知らせ

From Informa TechTarget

なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか

なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

ITmedia マーケティング新着記事

news017.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

news027.png

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

news023.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...