ユニファイドコミュニケーションとは2008年注目のキーワード

Microsoft、Cisco、IBMなどが対応製品を投入しつつある「ユニファイドコミュニケーション」。大手調査会社や専門誌によるこの言葉の定義を確認しておこう。

2007年12月18日 04時45分 公開
[Leigha Cardwell,TechTarget]

 TechTargetで最近、約500人の読者を対象に調査を行ったところ、回答者の81.2%がユニファイドコミュニケーション(UC)についてもっと学習する必要があると答えた。UCの定義をめぐっては業界専門家の間でも意見が一致していないことを考えれば、UCとは何か、そしてそれが自社にどのようなメリットをもたらすのかよく分からないという人が多いのも当然だといえる。

 要約すると、UCとはユニファイドメッセージング、コラボレーション、対話システム、リアルタイム/ニアリアルタイムコミュニケーション、トランザクション型アプリケーションなどさまざまなコミュニケーションシステム/モデルを包括したものだ。

 TheInfoProでネットワーキング/情報セキュリティ担当の業務執行ディレクターを務めるビル・トラッセル氏の説明によると、UCはユニファイドメッセージング(UM)よりも広く定義されており、ボイスメールだけでなく、データコミュニケーション(電子メール、インスタントメッセージングなど)やコラボレーション技術(Web会議など)、そしてIP(Internet Protocol)PBXソリューションなどに組み込まれている高度な音声通話/データ通信機能も含まれるという。

ITmedia マーケティング新着記事

news136.png

ジェンダーレス消費の実態 男性向けメイクアップ需要が伸長
男性の間で美容に関する意識が高まりを見せています。カタリナ マーケティング ジャパン...

news098.jpg

イーロン・マスク氏がユーザーに問いかけた「Vine復活」は良いアイデアか?
イーロン・マスク氏は自身のXアカウントで、ショート動画サービス「Vine」を復活させるべ...

news048.jpg

ドコモとサイバーエージェントの共同出資会社がCookie非依存のターゲティング広告配信手法を開発
Prism Partnerは、NTTドコモが提供するファーストパーティデータの活用により、ドコモオ...