ソニックウォールは、小規模オフィスに最適なUTMアプライアンスの新製品「TotalSecure TZ 100シリーズ」を発表した。スループットは2.5倍になり、無線LAN対応機種も用意した。
ソニックウォールは1月20日、小規模企業向けUTM(統合脅威管理)アプライアンスの新製品「SonicWALL TotalSecure TZ 100シリーズ」(以下、TotalSecure TZ 100)を発表した。
現行機種「TotalSecure TZ 180(10ノード)」と比較してサポート可能なノード数が無制限になったほか、標準搭載OSがSonicOS StandardからSonicOS Enhancedへアップグレード。スループットは2.5倍に向上した。
同社のTotalSecure TZシリーズは、ファイアウォール、VPN(IPsec/SSL)、ゲートウェイアンチウイルス、アンチスパイウェア、IPS(侵入検知/防御)、コンテンツフィルタリングなど、複数のセキュリティ機能を1台で提供する統合型のセキュリティアプライアンス。初年度分のメーカーサポートとゲートウェイアンチウイルスなどを事前に同梱するため、IT担当者のいない企業でも、手軽にUTMを導入/使用できる点を特長としている。
販売は正規販売代理店を通じて同日より開始され、出荷時期は第2四半期を予定する。希望小売価格は11万4000円(初年度の保守費用込み、税別)。
なお、TotalSecure TZ 100シリーズには無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)対応機種も用意されており、2010年春以降に販売が開始される予定。
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