数カ月前、中堅鉄鋼メーカーのCIOと、Web 2.0技術の導入について話をした。このCIOは、従業員がそのようなものを使うことに会社として手を貸すわけにはいかず、そのつもりもないと言って譲らなかった。Web 2.0を導入しない理由を重ねて尋ねると、はっきりした理由が2つあるという。
第一に、Web 2.0技術を導入すれば、従業員が意図的に、またはうっかりと会社の企業秘密を漏らしてしまうかもしれない。
第二に、もしWeb 2.0技術を許せば、多くの従業員がFacebookのページ更新やプロファイル更新に時間を費やし、仕事をしなくなる。
わたしの会社では、こうした要因はWeb 2.0技術の導入を思いとどまる理由にはなっていない。従業員が会社の知的財産を共有してしまう問題がもしあるとすれば、それはWeb 2.0技術を導入してもしなくても起こり得るとわたしは思う。従業員がFacebookばかりやっていて仕事が終わらないのなら、Web 2.0の問題ではなく管理の問題だ。わたしに言わせれば、Web 2.0のメリットはそのリスクをはるかに上回る。
わが社のWeb 2.0技術導入は、「インキュベーション」のアプローチを取っている。社内用と社外用の両方にWeb 2.0を利用する試験プロジェクトを幾つか実施中だ。試験プロジェクト開始のための決定モデルは、アンドリュー・マカフィの著書『Enterprise 2.0』(Harvard Business School Press刊)に紹介されている次のようなモデルだ。
BeautyTech関連アプリは浸透しているのか?――アイスタイル調べ
BeutyTech関連アプリがこの1年で浸透し始めたことが明らかになりました。
日本国内に住む中国人女性のSNS利用実態――アライドアーキテクツ調査
在日中国人女性464人に聞いたSNSの利用状況と、SNSを通じて行われる情報提供の実態につい...
「Indeed」「ZOOM」がワンツーフィニッシュ 米国ビジネスアプリダウンロードTOP5(2019年10月度)
世界のモバイルアプリの潮流を分析。今回はiOSとAndroidにおける米国ビジネスアプリダウ...