利用者が企業にも広がりつつあるTwitter。だがTwitterの利用をコントロールせず、従業員に自由にアクセスさせている企業のシステムと情報は、確実に危険にさらされている。
Twitterはわずか3年あまりで数百万人が利用する「インターネットのショートメッセージサービス(SMS)」になった。多くの人が便利で生産的なコミュニケーション形態と受け止めているが、同サービスとユーザーに対する最近の攻撃により、Twitterなどのソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の潜在的危険が浮き彫りになった。企業はTwitterにまつわる生産性とプライバシーの問題だけでなく、多数の直接的なセキュリティ問題にも対応を迫られている。
不幸なことに、Twitterのようなマイクロブログサイトの成功は、ソーシャルエンジニアリング攻撃と同じ人間の本質的な要素、特に、信頼できる相手とつながりを持ちたいという自然な欲求に起因している。
知らない相手から来たメールの添付ファイルを開いたり、リンクをクリックしたりしてはいけないことはほとんどの人が知っている。しかし、Twitterは友好的なグループ主体のサービスだと思われており、短縮されたリンクがどこにつながっているかまったく分からなくても、多くはためらわずにクリックしてしまう。
こうした本質的な信頼関係故に、Twitterは悪質なユーザーにとって魅力的なアプローチとなり、同サービスを使ってフィッシング詐欺からマルウェアのインストールまであらゆる攻撃を仕掛けることが可能になる。例えば「Koobface」というマルウェアの亜種は、ユーザーがTwitterにログインすると偽のつぶやきを送信する。そのつぶやきは受信した相手を悪質なWebサイトに誘導し、Adobe Flash Playerの更新版と称して、実際にはマルウェアをダウンロードさせる。つぶやきのURL短縮サービスではこのほかに、DNSルックアップの追加や、リンクと接続先との間にサーバを置くことによる攻撃なども可能になる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
瞬時にM365が乗っ取られる――全社員に周知すべき“新フィッシング”の教訓
MFA(多要素認証)を入れたから安心という常識が崩れ去っている。フィッシング集団「Tycoon2FA」が摘発されたが、脅威が完全になくなったというわけではない。

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...