超音波診断やOCT検査などの画像処理性能の向上を支援するソフトウェア開発ツールを発表した。
日本テキサス・インスツルメンツは6月10日、「医療用画像機器向けソフトウェア・ツールキット(STK) バージョン2」(以下、STK 2.0)を発表した。医療用画像診断装置向け画像処理の開発を支援するソースコードやAPIなどを提供する。
STK 2.0には、超音波診断やOCT(光干渉断層法)検査などのリアルタイム医療用画像処理アプリケーションを実現する機能が追加されている。例えば、新機能である「3Dアフィン変換アルゴリズム」では、画像の回転や拡大・縮小、移動といった画像変換に適用できる。
同社では、この機能はリアルタイムの3D画像を表示する産婦人科向け機器の小型化、針やカテーテルの正確な位置をガイドするアプリケーションの低コスト化などに有効であるとしている。また、OCT検査機器は眼科での臨床用途で主に使われてきたが、現在では循環器診療、がんの診断、外科やそのほかの専門領域でも使われ始めていると説明する。STK 2.0は同社のWebサイトから無償でダウンロード できる。
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