NECは、インテルXeonプロセッサ5600番台を最大2プロセッサ12コア搭載可能なHDDレスブレード「Express5800/B120b-h」を発売。併せてAC/DC変換効率92%以上の電源ユニットを商品化する。
NEC(日本電気)は7月14日、仮想化環境向けのHDDレスブレードサーバ「Express5800/B120b-h」、ブレード収納ユニット「SIGMABLADE-M」対応電源ユニットを発表した。
Express5800/B120b-hは、ブレードシステム「SIGMABLADE」に搭載可能なHDDレスブレードサーバの新製品。最大6コア搭載のインテルXeon 5600番台を最大2プロセッサ(12コア)まで搭載可能な上、現行のHDDレスブレードと比べ約50%性能向上、メモリスロットは12DIMMから18DIMM(最大192Gバイト)へと拡張されている。
また、10ギガビットイーサネット対応のLANポートを標準で2ポート装備。さらに、SAN接続用ファイバーチャネルボード(別売りオプション)を搭載することで、従来製品の4Gbps対応に加え8Gbpsにも対応し、仮想化サーバでボトルネックとなりやすいI/O性能も向上させた。
同時にNECは、小・中規模向けブレード収納ユニットSIGMABLADE-Mへ搭載可能な電源ユニットの新製品を発表。AC/DC変換効率の高さの指標となる「80 PLUS Gold 」に準拠、92%以上の変換効率を実現した。サーバの省電力運営とCO2削減に貢献するという。
各製品の価格と出荷時期は以下の通り。
製品名 | 価格(税別) | 出荷時期 |
---|---|---|
Express5800/B120b-h | 44万8000円から | 7月30日 |
電源ユニット80 PLUS Gold(200V) | 8万8000円から | 7月30日 |
電源ユニット80 PLUS Gold(100V) | 6万円から | 8月31日 |
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