BIプロジェクトを成功させる3つのポイント失敗の原因と対策

BI導入プロジェクトが失敗する原因の最たるものは計画の不備だ。プロジェクトを成功に導く3つのポイントを紹介する。

2010年07月20日 08時00分 公開
[Don Jones,TechTarget]

 ビジネスインテリジェンス(BI)プロジェクトが迷走したり、完全に破たんしてしまうのにはさまざまな複雑な理由があるが、その最たるものは計画の不備だ。社内の誰かがBIに傾倒してソリューションを導入したものの、結局のところ誰もそれを使いたがらなかったり、それが会社のニーズに合っていないというケースが非常に多い。

 BIプロジェクトを成功させるには、以下が必要だ。

  • 経営陣からの支持
  • ビジネス部門全体からの支持(ビジネス部門がシステムを習得し、意思決定プロセスを自ら調整することが最終的に必要になる)
  • 基盤となる技術をしっかり計画し、最終的なソリューションがビジネスニーズを満たすようにする

 BIソリューションが受け入れられるかどうかを評価するために利用できるのが、RACTのテストだ。このテストでは、ユーザーにとってソリューションが重要性(Relevant)、正確性(Accurate)、整合性(Consistent)、適時性(Timely)を持つかどうかを調べる。ソリューションがこれらを持っていないのであれば、あなたのプロジェクトは間違った方向に向かっている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news156.jpg

AIはGoogleの地位を揺るがしているのか? Domoが年次レポートを公開
Domoの年次レポート「Data Never Sleeps」は、インターネット上で1分間ごとに起きている...

news162.jpg

3500ブランドの市場・生活者データでマーケターのアイデア発想を支援 マクロミル「Coreka」でできること
マクロミルが創業25年で培ったリサーチや分析ノウハウを結集し、アイディエーションプラ...

news064.jpg

Googleの独占市場が崩壊? 迫られるChrome事業分割がもたらす未来のシナリオ
本記事では、GoogleがChrome事業を分割した後の世界がどのようなものになるのか、そして...