日立製作所は、中小規模向けビデオ会議サーバ「ビデオサーバS」を発表した。HD画質に対応し、従来製品に比べ小型化、軽量化、省電力化を実現。価格は70万円台から。
日立製作所は7月20日、日立ビジュアルコミュニケーションシステム「NetCS-HD」の製品ラインアップに、中小規模システム向けビデオ会議サーバ「ビデオサーバS」を加えると発表した。6拠点接続可能な標準構成で73万円5000円という低価格設定が特徴。発売開始は8月2日から。
ビデオサーバSは、PC・テレビなどのビデオ会議端末への映像配信、会議拠点や端末などのネットワーク管理を行うHD対応ビデオ会議サーバ。標準構成では6拠点、20端末まで多地点接続可能で、ソフトウェアライセンスの追加により最大20拠点、50端末の同時接続が可能。従来モデルの「小規模ビデオサーバ」と比べて小型化を図り、筐体サイズを約80%、重さを約50%、消費電力を15%削減したという。
また、USBカメラやマイクスピーカーを使用して既存のPCをビデオ会議端末として利用できるため、初期導入コストの低減を図れる。サーバのシステム設定はWebインタフェースにより行える。加えて、6拠点、20端末の標準構成データが初期設定されているため、システム構築は簡単な作業で済むとしている。
製品の価格と出荷開始時期は以下の通り。
製品名 | 概要 | 価格 | 出荷時期 |
---|---|---|---|
ビデオサーバS | サーバソフトウェア、6拠点同時接続ライセンス、 20端末同時接続ライセンス |
73万5000円〜 | 2010年8月31日 |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...
「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。