Webアプリケーションの普及により、企業ネットワークは従来と異なるトラフィック制御が求められる。本稿では、従来のファイアウォールが持つ機能を復習しながら、今求められるファイアウォールの機能を紹介する。
現在では、仕事をする上でインターネットを利用したさまざまなWebアプリケーションが必要不可欠となっている。インターネットが一般に普及し始めたころは、電子メールやWebアクセスといった通信がほとんどだったと思う。これらの通信は、例えば電子メール(SMTP)であれば25番ポート、Webであれば80番ポートといった具合に、通信によってポートを把握することで、大体の動向をつかむことができた。
だが、近年ではさまざまなWebアプリケーションが普及したため、ひとくくりにWebトラフィック(ここでは、80番、443番のHTTP/HTTPS通信を指す)とまとめて扱うだけでは足りなくなりつつある。
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