2011年06月21日 09時00分 公開
特集/連載

企業向けSSD市場が活性化してきた本当の理由相次ぐSSD関連製品のリリース

新しいSSD関連製品が続々と発表され、さまざまなベンダーが市場に参入してきた。彼らが狙うのは先行するコンシューマ分野ではなく、エンタープライズ市場のハイエンド分野だ。

[Dave Raffo,TechTarget]

 ソリッドステートストレージ端末市場が拡大を続けている。米GridIron Systemsは先ごろ、SAN(Storage Area Network)アクセラレーションデバイス「GridIron TurboCharger」を発表し、この分野に参入した。一方、米Texas Memory Systems(TMS)は、新しい制御技術をベースとしたPCIeソリッドステートドライブ(SSD)を発表した。

 SSD市場の活発化を示すニュースはこれだけではない。米EMCは5月初め、PCIeベースのSSD製品「Project Lightning」のプレビューを行うとともに、大企業向けおよび中堅企業向けに、全てSSDをベースとするストレージシステムの計画を明らかにした(Project Lightningについては、「SSDに重複排除ソフト──2011年下半期注目のバックアップ/リカバリ技術」も参照)。また米SanDiskは5月9日、SSD分野の米新興企業Pliant Technologyを3億2700万ドルで買収した。

 GridIron TurboChargerの競争相手となるのは、米Dataram、TMS、米Violin Memory、米Whiptailなどのベンダーが提供するSANアクセラレーションデバイスだ。TMSの「RamSan-70」(コードネームは「Gorilla」)は米Fusion-ioおよび米LSIの製品と競合し、将来的にEMCのサーバベースのPCIe SSD製品とも競合することになる。

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