JavaおよびFlash PlayerとShockwave Playerは広く普及していながら長期間パッチを当てないまま放置されていることが多く、攻撃が増える原因となっている。
Javaの脆弱性と米Adobe SystemsのFlash PlayerおよびShockwave Playerの脆弱性を狙った攻撃が増えている。その原因は、これらプラットフォームが広く普及していながら長期間パッチを当てないまま放置されがちなことにある。
電子メールとWebセキュリティを手掛ける米M86 Securityが半年ごとに発表している報告書の最新版によると、2011年上半期に悪用が多かった脆弱性上位10件のうち6件までをAdobe製品の脆弱性が占めた。これは2010年下半期の2倍に当たる。
一方、Java WebStartの脆弱性は半年前の15位から10位に浮上した。「FlashおよびAcrobatと同様、Javaに起因する脆弱性が懸念される。この技術が広く普及していること、そしてインストールされているJavaの多くに更新あるいはパッチが適用されていないことがその要因だ」。報告書はそう解説する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
世界のモバイルアプリ市場はこう変わる 2025年における5つの予測
生成AIをはじめとする技術革新やプライバシー保護の潮流はモバイルアプリ市場に大きな変...
営業との連携、マーケティング職の64.6%が「課題あり」と回答 何が不満なのか?
ワンマーケティングがB2B企業の営業およびマーケティング職のビジネスパーソン500人を対...
D2C事業の約7割が失敗する理由 成功企業との差はどこに?
クニエがD2C事業の従事者を対象に実施した調査の結果によると、D2C事業が成功した企業は...