EMCジャパンは、企業のGRC(ガバナンス、リスク、コンプライアンス)活動を支援する新製品を発表。10月3日に販売を開始する。
EMCジャパンは9月13日、企業のGRC(ガバナンス、リスク、コンプライアンス)活動を支援する製品「RSA Archer eGRC Platform」(以下、RSA Archer)を発表した。10月3日に販売を、11月7日に出荷を開始する。
RSA Archerを使用することで企業は、さまざまなリスク管理やコンプライアンス対応を、組織全体で共通プロセスの基に実施可能となる。担当者はダッシュボードを通じて状況を常時把握でき、ビジネス状況に応じたリポートを生成できる。経営陣から見るリスクの識別や優先付け、影響度の見極めが容易になるという。
同社によると、近年企業が対応すべきリスク項目は、グローバル事業展開に伴う事業展開国での法律・規制要件、温暖化防止などの環境要件、高度化・巧妙化するサイバー攻撃への対応、自然災害対策など多岐にわたる。一方で対策となるGRC活動は事業部門単位で管理指針を定め、各部門専用のツールを使用したり手作業で運用するなど、状況を容易に把握できていないのが現状だという。RSA Archerの導入により、ガバナンスとリスク管理、およびそれらの運用を確認するコンプライアンスを一気通貫で効率的に実施可能にするとしている。
また、RSA Archerであれば付加機能として、業務プロセスに沿った管理機能を追加することも可能だ。既にGRC活動が先行している米国を中心に、金融機関、製造、通信、医薬製薬、政府公共機関などの業種で300件以上の採用実績があるという。
参考価格として挙げられたのは、米国ニューイングランド州の金融企業で、導入時には、2000ユーザーで約1700万円(税別)掛かった。導入効果として、コンプライアンス関連コストを97.5%削減したという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
基幹システムをはじめ営業管理や購買・調達など、今日のビジネスにはITが不可欠であり、運用担当の業務改善は企業の強化に直結する。可視化や一元管理などITシステム運用全般の継続的改善を実現するソリューションに注目したい。
WebデザインやWebクリエイティブを手掛けるクロステックラボは、2015年の設立当初は代理店経由の案件に頼っていた。しかし、今ではエンドユーザーからの直接受注を拡大させ、売り上げ・案件数ともに大きな成長を見せている。その秘訣とは?
Web制作などの事業を手掛けるメイクスビューは、創立以降、リファラル営業を行っていた。しかし、そこから脱却すべく営業体制の強化に着手する。営業が未経験だったWeb業界で成果を挙げるために、同社はどのような取り組みを進めたのか。
新規顧客獲得に悩んでいたシステム開発会社のMU。開発案件に特化した受注支援サービスを導入するも、当初はMUの慎重過ぎる姿勢が災いし、精査中案件を他社に取られることもあったという。この状況を打開し、大きな成果を挙げた秘訣とは?
DX実現のキモとなるのがデータ活用だ。とはいえ、データ活用にいざ取り組もうとしても、実際に何をすればよいのか分からないという声をよく聞く。まずは社内にあるデータをしっかり使えるように、データ活用基盤を構築することが必要だ。
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...