従業員1人につき端末1台の時代から、会社支給のWindows端末、私物のスマートフォン、タブレットなど複数の端末を所有する時代になった。この変化に対応すべく、この10年間で端末管理ツールは目覚ましい進化を遂げた。
四方を壁に囲まれたオフィスの中で仕事をし、従業員が使うコンピューティング機器は1台だけで、建物の外に持ち出されることはなかった時代の端末管理は、かなりシンプルだった。基本的にユーザーのPCが特定の基準に従っていなければ、ユーザーにネットワークリソースへのアクセスを許可しないだけで済んだ。
しかし、従業員1人につき端末1台の時代は終わった。かつては会社支給の1台のWindows端末でデータやアプリケーションにアクセスしていたが、会社が所有しない端末の利用も進み、複数のOSが共存するややこしい状況になっている。今やユーザーは、会社支給のWindows端末、自宅にある私用のApple製品、スマートフォンやタブレットを併用している可能性がある。
そうなると、端末管理の進化は、実質的に従業員のワークスペース(デスクトップ、アプリケーション、データ)と、このワークスペースをサポートして管理するために開発されてきた、管理/セキュリティツール全般の進化の話になる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...