米Delta Airlinesは機内販売の決済処理を行う端末としてWindows Phone 8を1万9000台購入し、配備を完了した。米MicrosoftにとってはWindows Phone 8の実力をアピールする、待望の好機である。
「1万9000台のWindows Phone 8端末なんて、モバイル端末市場では大海の一滴だ」と話すのは、ITコンサルティング会社、米Pund-ITの主任アナリスト、チャールズ・キング氏だ。「それでも、米Delta Airlinesのような大手企業で採用されたという実績は、Windows Phoneが成功に向かう大事な一歩といえる。これまでのところ、一般消費者からの反応が大きいようには見えなかったからだ」
iOSとAndroidベースの端末が席巻する市場で、Windowsベースのスマートフォンはじわじわとシェアを伸ばしている。とはいうものの、調査会社の米IDCが発表した最新のデータによると、市場全体でのシェアは現段階では1桁台にとどまっている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
生成AIへの期待値の変化 DeepSeek台頭がマーケターに突きつける課題とは?
AI 生成の広告に対する反発が続いた1年を経て、マーケターはパフォーマンス結果重視で非...
2024年に視聴者が検索したテレビCM 2位は中国のあのEVメーカー、1位は?
2024年にテレビCMを通して視聴者が気になりWeb検索したものは何だったのか。ノバセルが発...
Googleの広告収益成長が鈍化、中国のアレが原因?
YouTubeなどのプラットフォームの成長率は、米国の選挙関連支出の急増にもかかわらず低迷...