クラウドに仕事を奪われて失業する人、しない人戸惑う現場

ソフトウェアやサービス、そして企業インフラがクラウドへ移行されると、IT担当者の役割は変化する。それによってIT担当者が職を失う可能性はあるのか?

2014年07月02日 08時00分 公開
[Alyssa Wood,TechTarget]

 クラウドの話題になると、通常のセキュリティ上の懸念とは別に、幾つかの雇用上の不安がIT担当者の胸をよぎる。企業の中にクラウドが導入されるということは、これまでにIT部門が処理してきた管理や保守、リソース割り当てなどの多くの業務をサービスプロバイダーが引き継ぐことになるからだ。

 「私はこれから何をすればよいのだろう?」と、戸惑いを表すIT担当者もいる。これはまさしく、米TechTarget主催のカンファレンス「Modern Infrastructure Decisions Summit」における基調講演の議題であった。

クラウドで全てのことはできない

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ITmedia マーケティング新着記事

news055.jpg

トランプ氏当選でイーロン・マスク氏に追い風 過去最高の投稿数達成でXは生き延びるか?
2024年の米大統領選の当日、Xの利用者数が過去最高を記録した。Threadsに流れていたユー...

news104.jpg

トランプ氏圧勝で気になる「TikTok禁止法」の行方
米大統領選で共和党のトランプ前大統領が勝利した。これにより、TikTokの米国での将来は...

news190.jpg

インバウンド消費を左右する在日中国人の影響力
アライドアーキテクツは、独自に構築した在日中国人コミュニティーを対象に、在日中国人...