米調査会社Gartnerに勤続20年のアナリストによると、企業はこれまで長きにわたって「脅威の防御」には過剰な予算を費やし、「検知と対応」には十分な予算を投じていないという。だからといって、従来の防御中心のセキュリティ対策が近く消えてなくなるわけではない。
同社主催のセキュリティカンファレンス「Gartner Security and Risk Management Summit 2014」では2014年6月23日(米国時間)、「高度な脅威からの継続的な防御」というパラダイムの進化をめぐるセッションが開かれた。その席で、Gartnerの副社長で著名アナリストのニール・マクドナルド氏は、「ファイアウォールや侵入検知システム(IDS)、侵入防御システム(IPS)、マルウェア対策などの従来技術では、標的型攻撃は検知できない」と指摘した。
「まだ誰も見たことのない攻撃のシグネチャを作成するのは不可能だからだ」。マクドナルド氏はこう説明する。
営業デジタル化の始め方(無料eBook)
「ITmedia マーケティング」では、気になるマーケティングトレンドをeBookにまとめて不定...
「RED」「Bilibili」「Douyin」他 中国の主要SNSプラットフォームの特徴まとめ
トレンド変化の大きい中国においてマーケティングを成功させるためには、主要SNSプラット...
コロナ禍における「ご自愛消費」の現状――スナックミー調査
「ご自愛消費」として最も多いのは「スイーツやおやつ」で全体の68%。その他、ランチ38...