会計システムがなぜか複数ある“ウチの会社” 4ステップで解決しよう：どのように統合すべきか

多くの大企業が会計システムを複数利用している。だが、そのせいでデータの可視化ができていない可能性もある。本稿では、複数の会計システムをどのようにして統合すべきかを説明する。

[Hyoun Park，TechTarget]

　会計システムを複数利用している企業は、単一システムへの統合にどう取り組むべきか、またその理由は何か。

　企業が会計システムを複数持つのには、幾つか理由がある。合併買収（M＆A）や複数地域での事業展開、多層的な事業構造、あるいは会計、税金、コンプライアンスなどの複雑な問題が絡み合った影響などがその理由だ。

関連記事

• 【事例】LIXILグループが子会社105社の会計システムを統合、決断の決め手は
• 【事例】トップダウンで始まった楽天銀行のIFRS対応、会計システム刷新を追う
• 【事例】ぺんてるが連結管理システム構築、文具の売れ筋を分析可能に
• 【事例】JBグループが会計、人事システムを刷新　製品選択の詳細とは？