セガの“次のメガヒットゲーム”は現場のデータ分析が生み出す導入担当者に聞いた

ゲーム大手のセガは、BIとデータマイニングの各ツールを相次いで導入し、データ分析の環境構築を積極的に進めている。同社のゲームやサービスを遊ぶ利用者の動態をより詳細に分析できるようになった。

2014年10月10日 12時00分 公開
[藤本和彦,TechTargetジャパン]

 家庭用ゲームソフトや業務用ゲーム(アーケードゲーム)機器、アミューズメント施設の開発、販売、運営を手掛けるセガは、クリックテック・ジャパンのBI(ビジネスインテリジェンス)製品「QlikView」とSAPジャパンのテータマイニング製品「SAP InfiniteInsight」を相次いで導入し、データ分析の環境構築を積極的に進めている。

 本稿では、同社の情報活用の現状から、製品導入の背景、選定理由、導入効果、そして今後の展望に至るまでを解説する。

情報活用の現状:運用開始から数カ月、課題が徐々に明確に

ITmedia マーケティング新着記事

news058.jpg

次世代生成AIで優位に立つのはMeta? Google? それともマスク氏のあの会社?
生成AI時代において、データは新たな金と言える。より人間らしい反応ができるようになる...

news183.jpg

GoogleからTikTokへ 「検索」の主役が交代する日(無料eBook)
若年層はGoogle検索ではなくTikTokやInstagramを使って商品を探す傾向が強まっているとい...

news160.jpg

B2B企業の市場開拓で検討すべきプロセスを定義 デジタルマーケティング研究機構がモデル公開
日本アドバタイザーズ協会 デジタルマーケティング研究機構は、B2B企業が新製品やサービ...