セガの“次のメガヒットゲーム”は現場のデータ分析が生み出す導入担当者に聞いた

ゲーム大手のセガは、BIとデータマイニングの各ツールを相次いで導入し、データ分析の環境構築を積極的に進めている。同社のゲームやサービスを遊ぶ利用者の動態をより詳細に分析できるようになった。

2014年10月10日 12時00分 公開
[藤本和彦,TechTargetジャパン]

 家庭用ゲームソフトや業務用ゲーム(アーケードゲーム)機器、アミューズメント施設の開発、販売、運営を手掛けるセガは、クリックテック・ジャパンのBI(ビジネスインテリジェンス)製品「QlikView」とSAPジャパンのテータマイニング製品「SAP InfiniteInsight」を相次いで導入し、データ分析の環境構築を積極的に進めている。

 本稿では、同社の情報活用の現状から、製品導入の背景、選定理由、導入効果、そして今後の展望に至るまでを解説する。

情報活用の現状:運用開始から数カ月、課題が徐々に明確に

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ITmedia マーケティング新着記事

news132.jpg

ハロウィーンの口コミ数はエイプリルフールやバレンタインを超える マーケ視点で押さえておくべきことは?
ホットリンクは、SNSの投稿データから、ハロウィーンに関する口コミを調査した。

news103.jpg

なぜ料理の失敗写真がパッケージに? クノールが展開する「ジレニアル世代」向けキャンペーンの真意
調味料ブランドのKnorr(クノール)は季節限定のホリデーマーケティングキャンペーン「#E...

news160.jpg

業界トップランナーが語る「イベントDX」 リアルもオンラインも、もっと変われる
コロナ禍を経て、イベントの在り方は大きく変わった。データを駆使してイベントの体験価...