従業員によるパスワードの無頓着な使用によって会社のセキュリティが破られるリスクが大幅に高まっている。それを食い止めるための適切なパスワード管理対策も存在しない――。そんな実態が、IDガバナンスを手掛ける米SailPoint Technologiesの調査で明らかになった。
調査は英IT調査会社Vanson Bourneが中堅企業と大企業(従業員3000人以上)に勤務するオフィスワーカー1000人を対象に実施した。パスワード管理について尋ねた結果、56%が私用と業務用のアカウントに同じパスワードを使い回していることが判明。使っているパスワードの平均はわずか3種類だった。さらに、20%はチームメンバーの間でパスワードを共有していると答えた。もしパスワード管理ポリシーが徹底されていなければ、情報が簡単に流出してしまう恐れがある。
営業デジタル化の始め方(無料eBook)
「ITmedia マーケティング」では、気になるマーケティングトレンドをeBookにまとめて不定...
「RED」「Bilibili」「Douyin」他 中国の主要SNSプラットフォームの特徴まとめ
トレンド変化の大きい中国においてマーケティングを成功させるためには、主要SNSプラット...
コロナ禍における「ご自愛消費」の現状――スナックミー調査
「ご自愛消費」として最も多いのは「スイーツやおやつ」で全体の68%。その他、ランチ38...