ディープラーニングは“黒歴史”を乗り越えられるかより人間らしいAIの実現へ

ディープラーニング(深層学習)がAIコミュニティーを席巻している。Microsoftのエリック・ホービッツ氏とFacebookのヤン・ルカン氏が、この種の機械学習がなぜ極めてエキサイティングなのかを解説。

2015年12月15日 15時00分 公開
[Nicole LaskowskiTechTarget]
画像 野村総合研究所の試算では日本の労働人口の49%が人工知能やロボットなどで代替可能になるという。図は人工知能やロボット等による代替可能性が高い労働人口の割合(日本、英国、米国の比較)(出典:野村総合研究所)《クリックで拡大》

 人工知能(AI)が再ブームに沸いているが、かつてのように、また“AIの冬”と呼ばれる停滞期に入ってしまうのだろうか。この分野の著名な専門家であるエリック・ホービッツ氏とヤン・ルカン氏は、そうはならないと考えている。「マシンインテリジェンスによって物事がどれだけ高速になるかは不明だ。私自身、確固たる見通しは持っていない」と、米Microsoftの研究機関Microsoft Researchのディレクターを務めるホービッツ氏は語る。「だが、近いうちに非常に価値ある大きな発展が生まれるのは明白だと思う」

AIブーム再燃につながる2つの潮流

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アイティメディアからのお知らせ

From Informa TechTarget

なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか

なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

ITmedia マーケティング新着記事

news017.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

news027.png

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

news023.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...