「Per-App VPN」の拡張、新ユーザーインタフェースの「Trust」の導入、「Device Enrollment Program」の変更などにより、IT担当者は「iOS」のセキュリティを柔軟に設定できるようになった。
企業のIT部門への進出を目指して地道な歩みを続ける米Appleは、モバイルセキュリティの設定を容易にする重要な機能とコントロールを「iOS 9」に組み込んだ。
Appleは米IBMや米Cisco Systemsなどのエンタープライズベンダーと提携を結び、新製品の「iPad Pro」などのiOS端末を、PCを代替するデバイスとしてより効率的かつ効果的に管理できるようにする取り組みを進めている。iOSの新しいセキュリティ機能は、Appleが今後もセキュリティホールの発見と修正を通じて企業のIT部門のセキュリティとプロビジョニングのニーズに応える方針であることを示している。
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