米Microsoftの「Microsoft Intune」は、iOS/Android端末といったモバイル端末だけでなく、Windows端末を中心とした幅広い端末を統合管理できる。
米Microsoftの「Microsoft Intune」は、アプリケーションだけでなくクライアントPCとモバイル端末を管理するクラウドサービスだ。Microsoftのモバイルデバイス管理(MDM)サービス群「Enterprise Mobility Suite」(EMS)の一部である。EMSには、認証基盤サービス「Azure Active Directory」と、データ保護サービス「Azure Rights Management(Azure RMS)」が含まれる。
組織はIntuneをスタンドアロンサービスとしても、オンプレミスの運用管理システム「System Center 2012 Configuration Manager(SCCM)」と連動させて使用することも可能だ。Intuneは、オフィススイート「Microsoft Office」のモバイルアプリと、オンラインオフィススイート「Office 365」のための統合管理機能を備えている。これらの観点から、Microsoftはエンタープライズモビリティ管理(EMM)における重要な存在となっている。
Intuneの拡張し続ける一連の機能は、EMM市場におけるMicrosoftの成長を刺激するものとなりそうだ。
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