モバイルアプリケーション管理(MAM)は、仕事と個人の情報を切り離したり、モバイルアプリのライフサイクルを管理したりといったさまざまな効果が期待できる。主要な4つの効果を示す。
MAMは従業員とIT部門との間の“溝”を埋め、モバイル端末の可能性を引き出す(TechTargetジャパン「徹底レビュー:『iPhone 6s』の突き抜けた進化、『3D Touch』の底知れぬ可能性とは」より)
モバイルデバイス管理(MDM)は、モバイルセキュリティとコンプライアンスに関する膨大な問題からIT部門を守るダムである。一方、従業員はMDMに対して全く好意的ではない。MDMが従業員の個人所有端末のコントロールを奪い取る可能性があるからである。
従業員やIT部門のための“救命ボート”のようなものとして登場したのがモバイルアプリケーション管理(MAM)である。MAMは、企業にビジネス資産のコントロールを可能にしつつ、従業員個人のアプリやデータを個人の管理下に起き続けることができる。こうした粒度の細かいコントロールにより、MAMはモバイル端末の可能性を最大限に引き出す。
以下、MAMがIT部門にもたらす可能性がある4つの効果を示す。
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