iPhone/iPadを大量導入しても大丈夫、次期「iOS 9」のアプリ管理機能が秀逸 ビジネス向け管理機能を強化

Appleは次期「iOS 9」で「Volume Purchase Program(VPP)」に変更を加える予定だ。それにより、IT管理者とユーザーの悩みが軽減されるかもしれない。その具体的な変更点を解説する。

2015年06月19日 15時00分 公開
[Jake O'DonnellTechTarget]
AppleによるVolume Purchase Program(VPP)の説明ページ《クリックで拡大》

 米Appleは次期「iOS 9」のリリースに伴い、「Volume Purchase Program(VPP)」を変更する予定だ。それにより企業のIT管理者は、Apple IDを使わずにiOSアプリを一括導入することが可能になる。

 VPPを使うことで、企業や団体はiOSアプリを一括購入して、ユーザー端末に一斉に配布することができる。現在は、iTunes Store経由で特定ユーザーのApple IDにアプリを割り当てる仕組みとなっている。これが、今秋に提供予定のiOS 9では、Apple IDと連動せずに特定のデバイスへアプリを割り当てられるようになる。

ITmedia マーケティング新着記事

news119.jpg

ネスプレッソ幹部に聞く「マーケティングとサステナビリティーは両立可能か?」
Marketing DiveはNespresso USAでマーケティング担当バイスプレジデント兼サステナビリテ...

news028.jpg

生成AI活用の成否を決める「プロンプトエンジニアリング」 知っておくべきポイントとは?
マーケティング領域で進む「AIシフト」に取り残されないため、どうすればいいのか。今回...

news124.jpg

マーケティングを「リアルタイム」に進化させるために何から始めればいい?
2024年9月に米ラスベガスで開催されたBrazeの年次イベント「Forge 2024」の会場で、同社...