桐蔭学園が「iPad」「MDM」「フィルタリング」を導入、選定の決め手は?「協働学習」を支えるIT基盤に(1/3 ページ)

桐蔭学園は米Appleのタブレット「iPad」の導入に併せて、モバイルデバイス管理(MDM)とWebフィルタリングを導入した。その製品選定の理由とは。同校担当者に聞いた。

2015年06月17日 08時00分 公開
[野本竜哉]
写真 写真1 桐蔭学園の広大なキャンパスの一部。写真は小学部と幼稚部の校舎とグラウンド

 桐蔭学園は神奈川県横浜市に広大なキャンパスを構え、幼稚部から大学・法科大学院までを備える大規模校だ(写真1)。創立50周年を迎えた同校は改革方針の1つに教育のIT化を掲げ、2015年4月より中学校1年および中等教育学校1年に米Appleのタブレット「iPad」を導入した。

 OSやメーカーを問わず幅広くタブレットを検討した桐蔭学園は、一時Windowsタブレットを前提に検討を進めたが、最終的にiPadを選んだ。その背景を同校のICT導入の推進役である、桐蔭学園中学校男子部技術科の山口大輔 教諭に聞いた。

桐蔭学園IT活用の契機となった「アジェンダ 8」

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