iPadが学校用タブレットのナンバーワンになった4つの理由操作感や安全性などが評価の鍵

数あるタブレットの中でも、Appleの「iPad」を導入する教育機関は比較的多い。教育機関のタブレット活用に詳しい、KDDIの野本竜哉氏の講演内容を基に、その理由を示す。

2013年11月19日 08時00分 公開
[鳥越武史,TechTargetジャパン]

 小学校から大学に至るまで、教育機関での導入や活用が進みつつあるタブレット。中でも導入率、導入意欲ともに高いのが、Appleの「iPad」だ。TechTargetジャパンが2013年10月に実施した読者調査でも、授業でのiPadの導入率は32.6%と、11.3%のWindows 8/RTタブレット、10.6%のAndroidタブレットと比べて高いことが分かった(参考:授業用タブレット、一番人気はiPad? それともWindows 8端末?)。今後の導入意向でも、iPadはWindows 8/RTタブレットやAndroidタブレットを上回る。

 iPadは、なぜ教育機関で他のタブレットよりも導入が進んでおり、かつ今後の導入意欲も高いのか。2013年11月7日に産業技術大学院大学で開催されたiOS専門イベント「iOS Enterprise & Developers Conference 2013」で、教育機関のIT導入の動向に詳しいKDDIの野本竜哉氏が講演。本稿は野本氏の講演内容を基に、教育機関でiPadが評価されている理由を探る。

iPadが好まれる4つの理由

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...