東京女子大学は「スチールドア付き学生寮で快適無線LAN」をどう実現したのか「キャンパス内ならどこでも接続できる環境」を目指す(1/3 ページ)

「キャンパス内ならどこにいてもネットワークにつながる環境」を目的に、接続環境の整備を進めてきた東京女子大学。2016年4月新設の学生寮「桜寮」の無線LAN構築に当たって、同大学が直面した課題とは。

2017年03月23日 09時00分 公開
[高橋睦美]

関連キーワード

教育 | 教育IT | ネットワーク | 無線LAN


写真 写真1 無線LAN環境を構築した東京女子大学の桜寮(提供:東京女子大学)《クリックで拡大》

 キリスト教主義に基づくリベラルアーツ(教養や基礎学力)教育による、女子への高等教育を目的に設立された東京女子大学(東京都杉並区)。建学以来、その教育理念に基づき、専門性を持つ教養人を養成してきた。グローバル化やIT化が必須の21世紀においてもその精神は変わらず、2018年には創立100周年を迎える。

 節目を前に2016年4月に新設した学生寮「桜寮」では、学習や就職活動などに必須のインフラとして無線LANを整備した。導入の背景と狙いを、東京女子大学現代教養学部数理科学科准教授で情報処理センター長を務める荻田武史氏と、情報処理センター助手の田中 聡氏に尋ねた。

学生生活に必須のネットワーク環境、無線LAN接続も順次整備

       1|2|3 次のページへ

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...