今どきの高校生は、利便性よりも何よりもプライバシーを優先するという。企業のIT部門は、こうした若者が自社の戦力になるときに備えて、プライバシーについてあらためて考える必要がある。
ECサイトを訪問すれば自分の好みに合った商品が提案され、ひいきにしている店舗に近づくとスマートフォンに割引クーポンが送付される――。こうした個人に関する情報を基にした販売促進手法が、個人にもたらすメリットは大きい。事業者が手にした情報をどう扱うかはもちろん心配だが、今得られる利便性は無視できない。そう考える人がいてもおかしくはない。
利便性とプライバシーのどちらを優先するか。その問いに迷うことなく「プライバシー」だと答えるのは、世紀が改まった後に生まれた世代、つまり現在の高校生に当たる「センチニアル世代」だという。センチニアル世代は、告発サイト「WikiLeaks」や、米政府の個人情報収集を告発した米中央情報局(CIA)元職員のエドワード・スノーデン氏が発してきた情報を見聞きしてきたことなどから、プライバシーに強い関心を持つ。
センチニアル世代は、プライバシーを尊重しない組織のためには働こうとしないという声もある。企業は遅かれ速かれ、センチニアル世代を自社の戦力として受け入れることになるはずだ。IT部門はそのときに備えて、自社のプライバシー保護体制についてあらためて見直す必要がある。TechTargetジャパンの人気記事を再構成した本資料では、センチニアル世代のプライバシーに対する意識と企業への影響を説明。併せて混同しがちな「セキュリティ」と「プライバシー」の違いをあらためて整理する。
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