ファイアウォールをわずかな通信でまひさせる「BlackNurse(ブラックナース)」攻撃とは?影響を受ける製品と対策を紹介

15〜18Mbpsという比較的小規模のトラフィックで、ファイアウォールの機能をまひさせる「BlackNurse」。その仕組みや企業が取るべき対策を解説する。

2017年01月11日 08時00分 公開
[Judith MyersonTechTarget]
画像 大規模なDoS攻撃だけが脅威ではない

 「BlackNurse」(ブラックナース)という攻撃手法をご存じだろうか。比較的少量のICMP(注1)トラフィックを用いてサービス妨害(DoS)攻撃を仕掛け、脆弱(ぜいじゃく)なファイアウォールを過負荷状態にする。

※注1: Internet Control Message Protocol。IP通信のエラー通知や通信状況の確認などに利用するプロトコル。

 なぜBlackNurseは少ないトラフィックで、ファイアウォールに問題を引き起こすことができるのだろうか。

一部のファイアウォールで有効に

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