ポータブルデスクトップはフォームファクター次第で仮想デスクトップよりも高い性能とセキュリティを期待できる。ただしポータブルデスクトップも仮想デスクトップ同様に万能ではない。
ポータブルデスクトップは、フォームファクター次第で高いパフォーマンスと高いセキュリティを確保できる。しかしデスクトップ仮想化ほど幅広いユースケースには対応できないようだ。
仮想デスクトップへの移行は簡単ではない。コストも掛かるし、エンドユーザーとIT担当者の習得も必要だ。そうした理由から、代わりに「Windows to Go」などのポータブルデスクトップを使えないかと考える企業もあるだろう。
ポータブルデスクトップも仮想デスクトップも万能ではない。どちらが自社の要件に合っているのか、IT担当者はよく検討する必要がある。
まず、ポータブルデスクトップには2種類ある。1つはPCタイプで、一般的なノートPCよりは大型で能力も高い。ノートPC程度の筐体でありながら、デスクトップPC並みのパワーを持つ。もう1つはリムーバブルメディアタイプで、USBフラッシュドライブなどからブートできるポータブルデスクトップだ。
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